安芸太田町森林セラピー基地のひとつ、広島県の最高峰・恐羅漢山(1346m)で開催された里山ガイドフォローアップ講座に行ってきました。
森林セラピーとは人間にもともと備わっている五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を活用し、森の中や周辺で木々の息吹、風のざわめき、鳥の鳴き声、清冽な湧き水などを全身で体感し、快適感・爽快感を感じてリラックスしてもらうもの。
生憎の雨で予定通りとはいきませんでしたが、1000m地点の恐羅漢エコロジーキャンプ場から砥石郷ノ肩までの森林セラピーロードをたっぷり時間をかけて登ることにより、下界ではみられない草花も見ることが出来ました。
先ずは準備体操と脈拍チェックから。
登り口の横にスキー場があります。
雪質と積雪量は中国地方随一だそうです。
沿道には、ちまき笹が生い茂ってます。
ブナの樹に耳を傾け水を吸上げる音を聞いています。
ツチアケビ。
ラン科の一種で、秋に実を付け薬用効果もあるそうです。
クモキリソウ(雲切草)。
山地の林内に生える多年草、どこらがクモキリなのかは???
ギンリョウソウ(銀竜草)。
全体が透き通るような銀白色をした不思議な植物。
ササユリ(笹百合)。
6~7月頃に花を咲かせ、ヤマユリとも呼ばれている。笹原などのなかにササとよく似た葉で自生し、蕾もササにそっくりだそうです。
1年に1枚ずつ葉を増やし花が咲くまで7年かかるとか。
安芸太田町の町花です。
見晴らしのいいはずの折返し地点・砥石郷ノ肩は、霧のため四方八方何も見えません。
帰りはひたすら滑らないように黙々と。
ブナやミズナラ、とちの木など天然林が広がり新緑や紅葉の季節はさらに美しいとのこと。
天気のいい日にまた来ます。
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